2012年3月2日金曜日

弱腰外交

何でこの時期に弱腰シグナルを送るのだろうか?

ロシア大統領選挙が3月4日に迫っている、このまま行けばデモやprotestなどはあったにしてもプーチン首相が当選することは間違いないだろう。先日ラブロフ外相と玄葉外務大臣との会談でこの問題については新しい政権下で進めたいと話していたが、その政権が出来る前にこんな弱腰ですか?

ロシアは不法占拠と言われるのを一番嫌うのであるが、また日本もこれを言い続ける事によって国際社会に対するアピールになるのだが、これを止めてしまえばロシア側の思う壺である。
ロシア側に日本政府が不法占拠ではないと言っていると、とらえられても仕方がない。
近年日本に留学するロシアの学生や、日本語を学ぶロシア人の間でも多少なりとも、北方領土は日本の物だといっている連中もいる、代表格は2005年にサンクトペテルブルク国際映画祭でグランプリを受賞。昨年のベネチア国際映画祭で最新作「ファウスト」が最高賞の金獅子賞を受賞した、日本にもファンが多いソクーロフ監督だ、氏はロシアは「日本から学ぶべきことがたくさんある」とし、両国は仲良くすべきだと言い「日本人に、かつて彼らのものだったすばらしい土地を返す必要がある」と言っている、本心かどうかは分からないが、公の場でこの様な事をいう人もいるのである。

ソ連当時3万人いた人口が現在では1万8千人まで減り、現在では北朝鮮人や中国人を労働者として受け入れているらしいのだが、空挺部隊を置くとも言っていたがその気配すらない、現在のロシア人にとっては住めない土地なのである。こんな所で弱腰を見せては絶対にいけない。


以下ロシアの声の記事



日本政府:北方領土は「不法占拠」ではない

 日本政府は2日午前、北方領土について「不法占拠」されているとの表現の代わりに「法的根拠のない形で占拠されている」とする答弁書を閣議決定した。「産経新聞」によると、これは自民党の今津寛衆院議員の質問主意書に答えた。

 答弁書は理由について「どのような表現を使うかについては、領土問題は相手国との交渉を通じて解決すべきものであること、相手国との関係全般を考慮した結果として行われる」と説明した。



プーチン首相会見 領土問題「引き分け」の可能性がある

4日に投票日を迎える大統領選に立候補しているプーチン首相は、日本との領土問題について、両国間の経済関係発展を基盤にしてこの問題の解決法を見つけることが可能だとの見方を示した。
プーチン首相は1日夜、モスクワ郊外の首相公邸で外国の主要紙編集責任者らと会見した中で「我々は、日本との間にある領土問題を最終的に終わらせたいと強く願っており、両国にとって又両国民にとって受け入れられるような形で、それをしたいと欲している」と述べた。 リア・ノーヴォスチ通信によれば、会見でこの問題提起をしたのは、朝日新聞の若宮啓文(よしぶみ)主筆。

又、プーチン首相は領土問題解決に向けた鍵となるのは、より密接な経済協力であり、ロ中の同様の問題を例に挙げることが出来ると強調した。ロシアと中国は、国家間貿易を新しいレベルに引き上げて初めて、問題調整に成功したということだ。

さらにプーチン首相は、領土問題それ自体の調整において以前同様、係争中の4島のうち2島の返還と、その後の平和条約締結を前提とする1956年の宣言に戻ることを提案している。

なおこの問題をめぐる応答で、若宮主筆が柔道用語「引き分け」を使い「もし我々(ロシアと日本)が引き分けを欲しても、2島では不十分だ」と指摘したのに対し、プーチン首相は「若宮さんは今のところ外務省で働いておられないし、私自身も大統領ではない」と答えたうえで、大統領選挙後にまたこの問題を話そうと提案した。


この朝日の記者バカ主筆は何を考えているのだろうか、根本的なことが解っていないならば質問するんじゃない!!
引き分けなんてありえないんだよ、全千島と南樺太まで返して貰わないといけないんだよ。

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