2012年1月23日月曜日

2回目の正月とちょっとTPP


今年二回目の正月である、別に私は祝うなどという感覚はないが、支那風に言うと春節、日本風に言うと旧正月、日本は明治5年にグレゴリー歴を採用し近年では沖縄や奄美等で旧正月の催し物の等が残る所も多少はあるが殆どなくなっている。

タイに暮らしていますと間違いなく少なくとも3回の正月に出くわす、新暦の正月、春節、そして4月のタイ正月、これにイスラムの断食明けのハリラヤまで入れると4回、こちらは近くにムスリムが住んでいないせいか、余り実感としては無いのですが、間違いなく3回は訪れる。

この中で一番正月らしいというう物は、やはり4月のタイ正月ではないかと思います。交通機関も麻痺するし民族大移動といった感じでバンコクなどはもぬけの殻である。

それで旧正月の話ですが、タイ人には何ら関係はないのですが休んでしまう、そこはお祭り好きなタイ人、とそういう単純な問題ではなく、華僑が如何にタイに浸透しているか、一節には60から70%くらいは華僑の血が混ざっているのではないかと言われている。

そういう状態なので華僑の連中が休むと、必然的に全てが麻痺してしまう、商売や流通やその他、こうなって来れば関係ないタイ人も休まなければ仕方が無いという状態になってくる。おまけに春節は祝日ではなかったのであるが、首相が支那人のせいか、今年は祝日にしてしまった。

日本で昨今言われている「TPP」まさかこういう状態になるのでは?
相手国の都合で国全体が麻痺してしまう、それは商売に限らず文化や風俗民族までもが、タイにいるとしばしばそういうことに出くわす、国を代表する首相が支那人、日本人感覚で言うと有り得ない、すべての意見ではないが聞いたことがある。

「首相が支那人でなんとも思わないか?」

殆どの者は首相が支那人という感覚すら持ち合わせていないのである。

TPPには中国は入っていない、しかしアメリカだから、ましだとは全く思わない、戦後アメリカが遣ってきたことの総仕上げをやろうと思っているのではないか、ハロインを祝い、クリスマスを祝い、バレンタインデーを祝い復活祭を祝い、アメリカの祝日が日本の休みになる。
日本人はそんなものは似合わない。
アメリカが休めば仕方なく日本も休まなくてはならないという状況だけは避けたい。

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