2010年6月18日金曜日

陛下、カルザイ大統領とご会見

 天皇陛下は17日午前、来日中のアフガニスタンのカルザイ大統領と皇居・宮殿で会見された。
アフガニスタンのカルザイ大統領(右)と会見される天皇陛下=17日午前、皇居・宮殿「竹の間」(代表撮影)


 宮内庁によると、陛下が「アフガニスタンの国造りはいろいろとご苦労があって大変ではないでしょうか」と質問されると、カルザイ大統領は「日本の援助は、国民にとって目に見える形での支援になっています」と謝意を示したという。

 外務省によると、カルザイ大統領はアフガニスタン支援策について協議するため、16日に来日。広島の平和記念公園などを訪問し、20日に離日する。


皇太子殿下、スウェーデンへご出発

 皇太子さまは17日午後、スウェーデンのビクトリア王女の結婚式参列のため、羽田空港発の政府専用機で同国へ向け出発された。

 結婚式は現地時間の19日午後にストックホルム大聖堂で行われ、皇太子さまは21日に帰国される。

 東京・元赤坂の東宮御所では、皇太子妃殿下雅子さまや秋篠宮殿下ご夫妻ら皇族方が見送られた。愛子さまは御所内で見送り、報道陣の前には姿をお見せにならなかった。

 ビクトリア王女は王位継承権1位。フィットネスクラブ経営者のダニエル・ウェストリングさんと結婚する。


バングラデシュで大雨による地滑り発生、58人死亡

6月15日、バングラデシュ南東部で雨による地滑りが発生し、少なくとも58人が死亡。写真は現場で捜索活動などを進める軍関係者(2010年 ロイター)

バングラデシュ南東部で15日、大雨による地滑りが発生して住宅や軍のキャンプ施設を押し流し、少なくとも58人が死亡した。

 地滑りが起きたコックスバザールでは、15日午前9時までの24時間の雨量が250ミリに達した。

 コックスバザールの当局者によると、犠牲者のうち、少なくとも6人は軍の兵士で、このほかにも4人が行方不明となっている。

 同当局者はまた、捜索活動が進めば、死者の数はさらに増える恐れがあるとの見方を示した。



中国マネー、ギリシャへ 「現代版シルクロード」構築に数十億ユーロ投資

ギリシャへの扉と呼ばれるピレウス港に中国マネーが入る。欧中貿易の現代シルクロードの要塞を築くため、中国はギリシャに数十億ユーロを投資する

ギリシャの債務危機の拡大を懸念して、ギリシャ離れを急ぐ投資者らとは逆に、中国マネーはギリシャに目を向けた。15日、ギリシャ訪問中の中国の張徳江副首相は、パパンドレウ首相とアテネで会談し、同国の海運、造船、空港、不動産や通信など計14事業に、中国から数十億ユーロ相当の投資を行うとの合意を締結した。

 債務の返済と経済の立て直しに取り組むギリシャ政府は、投資優遇策を提示し、海外からの投資を積極的に呼び掛けていた。「中国はヨーロッパに進入するトンネルを狙っている。きっと実質的にギリシャの経済の助けとなる」と、パンガロス副首相は中国からの投資を望む。

 一方、中国にとっては、ギリシャの資産価格の下落に加え、ヨーロッパから北アフリカにまたがる地域の消費者と直結する玄関口として、ギリシャと関係強化を図るチャンスだとみられる。

 中国資本の一連のプロジェクトの先駆けとして位置づけられるのは、地中海に位置するギリシャのピレウス港の整備建設プロジェクト。9日のワシントン・ポストによると、中国海運大手の遠洋運輸集団(COSCO)はピレウス港のコンテナ埠頭の使用権を34億ユーロで獲得し、その見返りとして、新たな岸壁の建設や埠頭の改良に7億ドルを投資することを約束したという。

 さらに、同社は今年後半、アテネ近郊に1億5千万~2億ユーロをかけて、ギリシャ国営の港湾運営会社と共同で物流施設を建設する予定。これは中国向け貨物を取り扱うバルカン地域での物流基地となる。

 「鷹の巣を作れば鷹が自ら飛んでくる。私たちはすでにここに鳥の巣を作ったので、多くの中国の投資家を惹きつけるだろう」とギリシャ投資の合意に関わった中国のある高官が話す。

 かつて中国と地中海世界を結ぶ歴史的な交易路「シルクロード」。アナリストによると、中国からギリシャへの多額投資は現代版シルクロードの一部。アフリカのアンゴラから南米のペルーまで、中国はすでに海外の多くの国に数十億ドルを投資している。港湾施設のほか、道路網、パイプライン、鉄道網などを築き、中国の輸出製品が制約されないように、世界の貿易を制覇する現代版「シルクロード」を計画している。

 一方、中国マネーの進入に不安を感じる人々もいる。ピレウス港に大量の中国人労働者が到来することに対し、港の従業員らは数カ月もストライキを行っている。中国側は、工事請負会社を従業員20人以下の会社にすることで労組の設立を避けようとしていると、労働組合側は不満を持っている。

 ギリシャ埠頭労働者組合のリーダー、ウラフィスさんは、「ギリシャ政府は国家の主権を売り出しただけでなく、労働者さえも売ってしまった」と不満を洩らし、廉価な中国人労働者の到来によって失業の危機に晒される500人の埠頭従業員の将来を憂慮している。


 ギリシャがついに悪魔の金に手を付けてしまった、アクロポリスやパルテノン神殿がネオンで着飾れる日もそう遠くない。
アジア人がジプシーを知らないように、ヨーロッパ人も支那人を知らない、ギリシャ人には何があろうと支那人の金など借りても返さないという態度が必要である。サラ金に金借りて全国民の二割と言われる公務員の給料を支払いしていたのだから、しかもドイツの公務員のそれよりも高いと言われるものを、支那人を踏み倒すぐらい平気やってもらいたい。

ギリシャもこんなになったらお仕舞いだな、パリの街角。

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