2010年2月12日金曜日

人間の言葉が、ひとつ消えた!


〔いんさいど世界〕   「ボー語」  人間の言葉が、ひとつ消えた!
 
ひとりの老女が亡くなり、人間の言葉がひとつ、消えた。
ベンガル湾に浮かび、アンダマン諸島。その諸島のネイティブ言語のひとつ、 「ボー(Bo)語」が、最後の語り手、ボア・サーさん(85歳)の死去で、推定6500~7000年の歴史を終えた。
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インド領、アンダマン諸島は、コルコタ(カルカッタ)の南南東、1200キロの海上に、ほぼ南北に連なる。
この諸島は、10の異なった 言語を持つ、いわば言葉の宝庫で、言語学者のフィールドとなっている。
そのうちのひとつ、「ボー語」の「語り部」であるボア・サーさんは、両親が亡くなってから、「話し相手」もなく、ただ一人、心の 中で、ボー語を 守って来た。仕方なく、ヒンドゥー語の方言を身につけ、それでコミュニケーションをして来た。
10の言語を持つアンダマンの先住民は、かつて5000人を超えていた。英国の植民者が侵入した19世紀以降、持ち込まれた疫病で人口が減り、い まではわずか57人を数えるのみだそうだ。
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 ボア・サーさんの死でボー語を語る人をいなくなったが、せめても救いは、インド人女性言語学者、アンビダ・アビさんの手で、ボブ・サーさんの 「声」が、録音されていることだ。
アンビダ・アビさんが主宰する、Voga というインターネット・サイトに入ると、ボブ・サーさんの歌声を聞くことができる。 ⇒ http://www.andamanese.net/songs.htm
どこか、日本語にも通じる、やさしい声。
 
 ila do jara tekh dunya ……
 「どおーっという音とともに、木が倒れ、大地が揺れた」
 やさしい声の中に、悲しみがあるように聴こえるのは、どうしたわけか。
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 ところで、ボア・サーさんとは、どんな人だったのか?
Voga サイトによれば、夫がいたが、捕まって、半年間、牢獄に入れられたという。誰が逮捕したのだろう? 戦時中、アンダマンには、日本軍がいた……。
明るい性格で、よく笑う人だったそうだ。他の人にも感染する笑いだったそうだ。
そんな彼女が残念がっていたのことが、ひとつ。
それは、ボー族が、英国植民者という異人と接触してしまったことだ。
 アンダマ ン諸島の北センンティネレーズ島には、センティネレーズ族という、文明とのと触を拒んだ先住民が住んでいて(この先住民は2004年のツナミの際、上空の ヘリに、矢をうちかけたことで知られる)、ボー族も、そんなふうに生きることができたなら、部族も部族の言葉も守れたはずだ、という嘆きだ。
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 アンダマン諸島の言語は世界で最も古い言語のひとつとされ、言語の系統もさまざまだそうだ。
先ほど、どこか日本語に似ていると、ボサ・サーさんが遺したボー語の歌(録音)の印象を述べたが、日本語の起源をインド南部のタミル語にみる有力 な説があることを考えると、なんらかの共通点があるのかも知れない。
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 2004年のツナミが押し寄せた時、ボア・サーさんは木に登って、助かったそうだ。
「文明」 のツナミはそれ以上の力で、島の民とその言葉を奪った。
それはこんど自衛隊がPKOで派遣されるハイチで、15世紀末に起きた出来事の再現でもある。
 
 「金(ゴールド)」に目がくら んだコロンブス率いる一隊によって、「アラワク」という先住民(インディアン)とその文化・言語が、奴隷化、強制労働、疫病で一掃されたのである。
 NGO「サバイバル・インターナショナル」によると、いま現在、全世界で30の先住民族が、絶滅の危機にさらされている、という。
 Voga サイト⇒  http://www.andamanese.net/
 BBCの報道 http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8498534.stm
 インディペンデント紙の報道  ⇒http://www.independent.co.uk/news/world/asia/with-the-death-of-boa-sr-her-people-and-their-songs-fall-silent-forever-1890047.html
アンダマン諸島 Wiki ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%AB%B8%E5%B3%B6
 「サバイバル・インターナショナル」 ⇒ http://www.survivalinternational.org/tribes


〔NEWS〕 石油マネーが温暖化否定キャンペーンを支援 権威ある英紙が報道

 インディペンデント紙(電子版)は7日、地球温暖化を否定するキャンペーンに、オイル・マネーが投じられている、と報じた。
同紙に名指しされた、キャンペーンの背後に潜むキープレーヤーは「エクソン・モービル」社で、過去数年間だけで数十万ドルを、温暖化に疑問を投げ かける人々に寄付したという。
 オイル・マネーは、自由市場主義を唱え、地球温暖化を否定する、米国の「アトラス経済研究財団」、英国の「国際政策ネットワーク」といったシンク タンクに投下されている。
うち「アトラス」は2008年に、同社から10万ドルを受け取っている。
同紙によれば、「アトラス」は温暖化を否定する、30を超す外国のシンクタンクを支援している。
まさか、日本には、そんな油まみれの金で買われた「識者」はいないはず、だが……。
http://www.independent.co.uk/environment/climate-change/thinktanks-take-oil-money-and-use-it-to-fund-climate-deniers-1891747.html

机の上の空 大沼安史の個人新聞からhttp://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/



マレーシアの出来事を知http://www.big.or.jp/~aochan/news/sinbun.html
また中国企業が当事者になるサラワク州の巨大プロジェクト計画
サラワク州Bintulu  に大アルミ精錬工場を合弁で建設する、投資額US$10億の巨大プロジェクトの合意がマレーシアと中国の会社間で締結されました。アルミ精錬の当初の生 産高は 33万トンで、 100万トンを超える生産能力があるとのことです。工場の電力源はバクン水力発電です。工場建設は2011年早期に始まり、3年 の工期です。

マレーシア側は、半島部出身の有名なマレー企業家の支配する GIIG会社、中国側は世界第2のアルミ製造会社である 中国アルミ会社 です。合弁会社 Semlter Asiaの詳細はまだ明らかにされていませんが、マレーシア側が多数株を握るとの、マレーシア側幹部の発言です。 この合意契約式には、ナジブ首相とマハ ティール元首相が立ち会いました。

バクン水力発電で余剰な電力が起こされる予定とアルミの需要増加を見込んで、はやくも2002年にこの種のプロジェクトが持ち上がっていました。 工場は 600メガワットの電力が必要との事で、契約合意によって、サラワク州政府の持ち株エネルギー会社と適当な電力料金を巡っての交渉が再開されるとのことで す。「このプロジェクトは、中国政府と中国投資家がサラワク州に巨大投資することに確信を持っていることの反映です。これはマレーシアにおける投資雰囲気 に良い兆候となります」 とナジブ首相は語る。

Bintul における巨大アルミ精錬工場プロジェクトはこれが2つ目となります。1つ目は、サラワク州持ち株会社とオーストラリアの巨大企業 Rio Tinto Aluminim の子会社との合弁企業が進めるプロジェクトです。ナジブ首相は言う、「2つの事業免許が発行されたわけです。これは政府が深く関与するということです。」

( Intraasia 注:またまた巨大中国企業が大きく関わる大プロジェクトの話題ですね。先月別の中国企業がサラワク州の経済回廊プロジェクトに投資するニュースが発表され たばかりです。 それはとしてこのプロジェクトは現と元の首相を立会いに呼んだという、政治力も示しているということです。サラワク州はこういった電力に 絡んだ大プロジェクトがこれからも出てくる可能性が示唆されています)

いい加減マレーシア政府もこのような開発を止めないとサラワクはとんでもない事態に発展する、オランウータンが金を生まないのはわかるしかし、しかしいったん破壊したものは元に戻すのはとんでもないパワーが必要になる、支那はアジアだけではなくアフリカ地域、基アフリカ全土でこのような開発をすでに大規模に行って其処には嘗ての宗主国すら入る余地がないという。



貨幣価値無しの0ルピーを発行した意外な狙い

インドの慈善事業団体フィフスピラーがこのほど、貨幣価値ゼロの0ルピー紙幣を発行したと、2日付け(現地時間)Telegragh.co.ukが報じた。貨幣価値のない紙幣を一体何の目的で使うのか。しかし、そこには意外な狙いがあった。インドで風土病化している賄賂を根絶するという目的でこの紙幣は発行されたのだ。

インドは賄賂が横行しており、年間3億ポンド(約4兆2,000億円)もの賄賂が支払われている。中には賄賂だけで億万長者になった者もいるという。特に行政腐敗は深刻を極め、その打開策として0ルピーを発行したのだ。駅の改札や公務員、警察に賄賂を要求された際には、この0ルピーを手渡すようにとフィフスピラーは勧めている。賄賂を求めてきた相手の手に、0ルピー紙幣を渡してしまえば、その場の難を逃れた上に自分のお金を支払うこともない。さらに、受け取った相手は無価値なお金であるために、それを悪用することも出来ないのだ。実際に0 ルピーを使用し、その効果は実証されているという。紙幣にはガンジーが描かれており、本物の紙幣に似せて作られているとのことである。

この賄賂汚染に対する秘策は、海の水質改善のために、山の植樹に当たった佐賀県鹿島市の『海の森植林事業』に似ている。腐敗を起こしているシステム自体を利用して、内側から腐敗そのものを途絶えさせようという狙いは、秀逸と言えよう。時間は掛かるだろうが、いずれ高い効果が証明されるかもしれない。

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