2009年9月11日金曜日

アフガン国土の97%で活動 タリバンが勢力拡大と警告

【イスラマバード共同】アフガニスタンやソマリアなど紛争地を中心に活動する国際シンクタンク「治安と開発の国際審議会(ICOS)」は11日までに、アフガンの反政府武装勢力タリバンが国土の少なくとも97%で実質的な活動を行うなど勢力を拡大していると警告する報告書をまとめた。ロイター通信が伝えた。

 報告書によると、今年1月以降、タリバンの攻撃が平均で毎週1回以上あった地域は国土の80%に上り、毎月1回以上の地域も17%だった。

 タリバンは南部が地盤で、これまでは北部地域は比較的安全とされていたが、ICOS政策アナリストのアレクサンダー・ジャクソン氏は「今年に入り、北部全域で国際機関やアフガン政府、市民らを狙った襲撃の回数が劇的に増えている」と指摘した。

 オバマ米大統領は3月、アフガン駐留米軍の2万1千人増派を決定。しかし、タリバンは各地で攻勢を強めており、アフガンでの駐留外国兵の月単位の死者数は7、8月と連続して過去最悪を更新するなど治安は悪化している。

パシュトゥーン人は絶対根を上げない、例え現代に擱いて負け戦をしようが、何代繋っても君たちに襲い掛かってくるだろう、パシュトゥーン人の地を荒らす者在らば必ずや地獄を見るのは君達なのだ。



<新疆ウルムチ抗議事件>自治区党書記の解任を促す、国内外多民族連合書簡、軍人も署名



 【大紀元日本9月11日】中国新疆ウルムチ市で9月初めに起きた、当局の治安維持に対する無力に抗議する漢民族の大規模デモ事件に、海外在住中国人ならびに多民族からも声援が届いた。海外民主活動家らが4日、新疆共産党政権トップの解任を求める公開状を発表したところ、漢民族、ウイグル族、満州族、チベット族など多民族の有志から多くの署名が寄せられたほか、新疆の現役軍人からの声援もあった。

 9月初め、新疆ウルムチ市では注射針通り魔事件が発生し、注射針を刺された被害者が500人を超えると伝えられる。犯行に使われた注射針はエイズ病原体を持っているなどのうわさも広がり、住民の間で不安が広がっている。被害者の多くは漢民族であり、共産党政府が治安維持に無力であることに対する民衆の怒りを抑えられず、3日には数万人を超える大規模なデモに発展した。

 漢民族の怒りをなだめながら新疆の安定を守るため、当局はウルムチ市トップの栗智・市党委員会書記と公安庁長(地方警察署長)を解任した。しかし、納得できない民衆は憤りが収まらず、漢民族住民が1995年から自治区トップの座にいる漢民族実権者、王楽泉・自治区党委書記(中国共産党政治局員)に辞任を求めるという極めて異例の事態に展開していた。市民がデモを継続する中、中国国内の人権組織及び海外各界も公開状署名活動を行い、王楽泉書記の辞任を求める新疆の民衆を声援した。

 公開状は、米国在住の郭保勝氏、胡平氏、楊建利氏など著名民主活動家や学者により起草されたもの。自治区党書記の王楽泉氏の解任を求めているほか、新疆の治安と安定秩序を撹乱したのはウイグル族や漢民族の民衆ではなく、共産党書記王楽泉本人であると指摘、新疆各民族が民族間の対立を避け、一致団結して抗議の矛先を共産党当局に向けるよう呼び掛けている。

 公開状には、7日までにすでに、漢民族とウイグル族を含む国内外の多民族や多宗教の163人の署名が集まった。6日には新疆の現役軍人だという李玉成と名乗る人物から、「王楽泉が新疆軍人をリードする能力のないことは事実によって証明された。王楽泉の解任を強く求める」という内容の署名も送られてきた。

 公開状の起草者の一人で著名学者の郭保勝氏は、この署名は軍隊の声を反映しており、新疆武装警察と軍隊の中にも王楽泉氏に反対する人がたくさんいる証拠であるとした上で、国家機関内部から共産党反対の声が現れている状況は、前ソ連が崩壊する直前の状況を連想させ、中国共産党政権の崩壊の兆しであるとコメントした。

 郭氏によると、中国共産党は、少数民族地域にいる漢民族を利用して少数民族をコントロールしていたが、今回の漢民族の動揺、デモ及び反発は、政治、社会の動揺に直結する重大事となる。中国共産党は、民族問題においていつも、「国内外の分裂主義者」らが少数民族を利用して扇動したものだということを口実に、武力弾圧という単純な図式を繰り返してきた。しかし、利害共同体とされる漢民族と軍隊をも含む今回の反発は、共産党にとって極めて異例で、国民と共産党の対立が深刻化したものとみられる。

 また、「元軍人で障害者」と名乗るもう一人の署名者は、8月末の福建省で発生した数万人の抗議デモに言及し、中国各地で群衆抗議事件が頻発しているのは、地方政府が「経済発展」の名で民生を無視して環境破壊と財産略奪を行っているからだと指摘している。

 中国の崩壊を見るとすれば、この様なパターンが最適なパターンなのだ、一民族での発起ではどうしても中共に跳ね返されてしまう。
多民族連合の発起で、また軍人がそれに同調すればさらにパワーアップされ、崩壊の加速が増す、ドイツ然り、ソ連然り、ルーマニア然りである。
今回のパターンは元軍人ではあるが、この様な、蟻の一刺しから崩壊が始まるのだ。

5 件のコメント:

副長 さんのコメント...

所詮、多民族を共産主義で押さえつけただけだからね。
純粋に8軍管区で、自治統治したほうが良い筈なんだが。

そのひとつの自治区に本邦もなる日が近づいてます。

Unknown さんのコメント...

民衆の発起だけでは、現在の中共は倒せないので、やはり軍人の力が頼りなのですがね、ご存知だとは思いますが、私が聞いた所によると、遼寧省の軍は河北省だとか黒竜江省の軍は広東だとか、出身地域とは違う所に配備してあるそうです。
武装警察もそうらしいですね、何の違和感も無く銃を撃てるのは、其のせいなのですかね?

隊服を送ってもらった住所宛にマンゴーを送りました。
横山さんとお召し上がり下さい。
しかし到着は24日若しくは25日らしいです、月に二回しか送ってないようで、時間ががかかりますがお待ち下さい。

副長 さんのコメント...

uhoho!

副長 さんのコメント...

http://blogs.yahoo.co.jp/otw2006

副長のブログです。

Unknown さんのコメント...

了解