2009年4月29日水曜日

不世出のボクサー、fighting pride of Philippine



フィリピンの英雄”から“世界の英雄”となったパッキャオが強豪ハットンと拳を交える一戦

 08年12月、「ドリームマッチ」と銘打たれた一戦で、6階級制覇のスーパースター、オスカー・デラ・ホーヤを衝撃のTKOで撃破、“フィリピンの英雄 ”から“世界の英雄”となったマニー・パッキャオ。現代における「パウンド・フォー・パウンド(最強)」 これまでも、複数階級制覇やベルトには執着せず、ビッグネームとのメガマッチを好み、数多くの名勝負を演じてきた彼が、次なる相手に選んだのは、こちらも人気・実力ともに文句なし、イギリスが生んだファイター、リッキー・ハットンだ。
 アメリカ時間2日(土)に行なわれる大注目の一戦を、TVの前をリングサイドに変える。
 パッキャオとハットンには共通点が多い。まずは年齢。ともに30歳で、今最も脂が乗り、まさにボクシングキャリアの頂点と言える。そしてそのボクシングスタイル。両者共にKO勝ちを目指し、猛然と前へ前へ突進して行くタイプなだけに、壮絶な打ち合いとなることは間違いない。
 目の肥えたアメリカボクシングファンの心とアメリカンドリームを掴んだフィリピンとイングランドの英雄対決、“パックマン”か“ヒットマン”か、今後の中量級の動向を占う上で、絶対に見逃せない重要な一戦だ。決戦のゴングを待て!

 WOWOWの浜田剛氏は世間の予想とは違い「ハットン断然有利」と言っていました。要はハットンの破壊力にパッキャオが耐えきれないと見ているのでしょ う。逆にウェルターの重いパンチにも耐えてきたハットンにとっていくらパッキャオの左が強いとはいってもくみしやすいと考えているのだと思います。ただし浜田氏はパッキャオ対デラホーヤ戦の前には「パッキャオが勝つわけがない」とのニュアンスを何度も発していた。

 ハットンのキャリアを見てみると彼はチュー以外に超一流のボクサーを下したことがあるのでしょうか?
ルイス・カスティーヨはネームはありますが既に衰えて いたファイターです。そのカスティーヨを倒したようなボディが、速いパッキャオ相手に決めるチャンスはあるのでしょうか?最近倒したマリナッジだって悪く はないですが、パッキャオが下してきたエリック・モラレスやファン・マヌエル・マルケス、マルコ・アントニオ・バレラ等のような歴史に残るスター級と比べ ると明らかに見劣りします。

現在のブックメーカーの掛率によりますと、パックマン有利

日本ではWOWOWが3日午前11時より独占中継

パッキャオが4階級制覇を達成した試合のフィリピンでのテレビ視聴率は63.8%を記録。さらに「The DREAM MATCH」と銘打たれた2008年12月6日のオスカー・デ・ラ・ホーヤ戦は、フィリピンでの視聴率は驚愕の98%を記録し、さらには世界金融危機の真っ只中であったにもかかわらず、HBOのPPV中継の売り上げは125万件を突破して興行収益は7000万ドル以上となり、パッキャオはアジア人史上最高額となる1500万ドル(約13億5千万円)以上のファイトマネーを獲得したパウンド・フォー・パウンドランキングではフロイド・メイウェザー・ジュニア引退後は1位につけている。

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