2009年2月8日日曜日

2月9日 ワンマーカブチャー (万仏節) Makha Bucha Day


タイの朝は僧たちの托鉢によって始まる。愉楽に騒ぐ熱帯の夜の名残りと、新たな一日の光が生起する豊饒への胎動との境目に、密か目と祈りが流れ出る。合掌した手の熱い思いから、あたかも一瞬一瞬紡ぎ出される奇跡のように、生きとし生けるものの時間が動き始める。
裸足の僧と、裸足で食物を捧げる叙の、大地を通した交歓のなかに、洗われる心が光る。「サバーイ チャイ」という内面の輝きの美しさを、タイの人々は生れながらに具備している。祈りの溶け合うそこに、タイの朝がある。

タイ人は朝托鉢に来る僧侶に食物を捧げる。また、誕生日には早朝から寺へ行って捧げ物をする。これらも、幼少の頃から一つの習慣として受け入れられていくものである。「徳を積む」ことを社会と人生の価値観として学んでいく。「ナーム チャイ」(水の心=怦、)とか、「サバーイ チャイ」(心がすっきりする)とか、精神の清らかさやさわやかさを表す言葉が、日常のなかに息づいている。

3大仏日
 ワンマーカブチャー (万仏節) Makha Bucha Day
万仏節は、釈迦がいる寺院に悟りを開いた釈迦の弟子(阿羅漢)1250名が偶然、一堂に会した日であり、また、釈迦が入滅する3ヵ月前に自分の入滅を予見した日でもあります。

 ヴィサカブーチャー(仏誕節)Visakha Bucha Day
 ワンアーサーラハブチャー(三宝節)Asalha Bucha Day



【 馬総統の姉の会社に罰金 】
法務部政風司は旧正月前に馬英九・総統の姉が勤務していた中国化学製薬公司と子会社の裕民公司に1億4000万元の罰金を科した。馬総統が台北市長をしていたときに市立病院の薬品入札にかかわる「公務員利益衝突回避法」に違反すると判断されたため。当時、馬総統の姉は中国化学製薬公司の副総経理を勤めこの法律に引っかかった。中国化学製薬は「入札は馬市長が就任する以前から参加しており、姉は営業ではなく、研究開発部門担当で入札には関与していなかった」として行政訴訟する方針。

【 憲兵隊に今も残るハーレー 】
憲兵隊のオートバイ連隊は40年の歴史を誇る。初代から第3代目まではハーレーダビットソンが使われた。すでにハーレー本社にも保存されてなく、高価買い入れが打診されたが、断ったこともある。憲兵史蹟館が完成すればここに4代目までのハーレーを展示する予定。4代目はヤマハ製に替わっている。憲兵隊オートバイ連隊のパレードは国慶節になくてはならない出し物となっている。オートバイ部隊はパレードだけでなく、実戦にも対応し、訓練している。

【 亜東関係協会会長に実業家の彭栄次氏 】
対日本窓口関係機関である亜東関係協会は5日の理事会で、新会長に実業家の彭栄次氏を選出した。彭氏は李登輝・元総統の側近として知られ、日本の政財界と深い関係にあり、2001年4月に李氏が総統退任後初めて訪日を果たした際は、日本側との交渉にあたったといわれている。同協会会長に実業家が起用されたのは初めて。

ミャンマー

ミャンマーで自宅軟禁状態である民主化のリーダーのアウン・サン・スー・チー氏は国連の使節に対し、政治犯の開放がされない限り軍事政府との面会をしないようにと伝えた。同氏はIbrahim Gambari氏に対し、政治犯への厳罰などを例に出しミャンマー政府が法を遵守していないと述べたが、Gambari氏は依然としてミャンマーの軍事政権と抵抗勢力との間での和解調停を進めたい方針である。19年間に渡って自宅軟禁にあるスー・チー氏は、Gambari氏が最後に尋ねてきた8月に彼がビルマの軍事政府から何も譲歩を勝ち取れなかったことを激しく非難した。(BBC)

北朝鮮 (DPRK)

国連人権問題対策の専門家は北朝鮮に対し、1970年代後半から80年代前半における日本人拉致問題に対し真剣な調査を実施するように勧告した。正式に拉致されたと認定されている17名のうち5名が既に返還されているが、残りの12名のうち8名は既に死亡、4名は認知していないとしている。国連の特別担当官は北朝鮮における人権問題を鑑みて、新潟県などで拉致されたとされている拉致被害者の探索に真剣に取り組み、生存者がいる場合は本国に即刻返還しなくてはならないと強調した。(UN)

キルギスタン

キルギスタンは、同国領土内の米空軍基地の閉鎖を求めているが、これは米国政府が基地の使用料増額に関する話し合いに応じないためであるとし、クルマンベク・バキエフ大統領が議会に法案を提出した。同法案が採択された場合、米国は180日以内に基地を閉鎖しなければならない。同大統領は2月3日にモスクワで声明を出したが、そのモスクワで、同大統領に対しロシアからの15億ユーロを上回る援助が約束された。キルギスタンの米大使館は、契約更新の話し合いは継続しており、閉鎖の発表には驚いたと話している。キルギスタンの米空軍基地はアフガニスタンに展開するNATO(北大西洋条約機構)軍への補給拠点として使用されている。(オランダ放送)

ウクライナ

国連の最高司法機関は、セルパン島(黒海にある岩礁)の所有権はウクライナにあるが、炭化水素が豊富であると見られている海底の所有権まで、同国に与えられないとの判決を下した。ウクライナは領海線画定をめぐりルーマニアと数十年もの間、紛争を続けてきた。国際司法裁判所(ICJ)は、両国間の海上境界線の中間地点を確認し、係争海域の約8割をルーマニア領海と認定する判決を言い渡したが、同判決に関し、陪審員は全員一致の評決を出し、両国も納
得しているようだと、2月3日に国連のスポークスマンは述べた。(国連)

イラン

欧米の主要国は、イランが初の国産人工衛星を軌道に打ち上げたことに関し、深刻な懸念を表明している。イランは、サフィル2ロケットを搭載した同衛星の目的は研究と通信であり、平和的に利用されると主張している。しかし、米国、英国、フランスは、衛星打ち上げに使用された技術により、弾道ミサイルの開発も可能であるとの懸念を表明している。打ち上げが行われたのは、イランの核開発問題を協議するための6カ国高官会合が開催される前日であった。欧米の数カ国は、イランが核爆弾を製造しようとしているとみており、イランは国連の制裁を課せられることとなる。(BBC)

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