2007年11月16日金曜日

シベリア鉄道3



ロシアは、計画されている米国のミサイル防衛システムに対抗するために、隣国ベラルーシにミサイルを配置することが出来ると、ロシア上級軍司令官が語った。ロシアの友好同盟国ベラルーシが、ロシアの短射程弾道ミサイルIskandeを自国の部隊に装備させると話したことを受けて、Vladimir Zaritsky大佐将軍が語った。
ロシアは、ポーランドとチェコ共和国にミサイル防衛システムの一部を配備する米国の計画は脅威であると述べている。
米国は、同計画はイランなどの国から発射されるミサイルに対抗するために必要なシステムであると述べている。
こうやって又冷戦が始まっていくのだろうか

近頃ロシアネタばっかりだが、私はロシアが好きなわけではありません、どちらかと言うと嫌いなのですが
アメリカはもっと嫌いです

つずくという漢字が出てこない、私が馬鹿なのか、IMEが馬鹿なのか、どちらかが分からない

チョウザメはカスピ海にしかいないと思っている人がいるが、そんな事は無い、アムール川にもいます
しかし、私が買ったベルーガ(ベルーガと言うのはキャビアの大きさのことである)は、カスピ海産のものであった、普通ロシア人達は、ビン詰めや、カン詰めは買わない、市場に行けば袋に詰めて売ってある、其方の方が安いし、あのビン詰めや、カン詰めは輸出用なのである、ハバロフスクに帰ってきた私は、インツーリストホテルに泊まり、2泊、何も用事が無いので、こんな時はサウナが一番で、ロシアではサウナも2種類あって、パブリックサウナとプライベートサウナと、当然の如くプライベートサウナに行くのだが、此処は大変豪華で、部屋の中はと言うと、10人ほど入れるサウナと、5M四方位のプールと、ついている,又ビリヤード台,カラオケ付ソファーがあり、又その横にはダイニングまで着いている、他に寝室が2つ付である,全部が一つの部屋の中に備わっている。
此れで3時間で60ドル程である、今ではこのような値段ではないであろうが、当時はその位であった。
又お好みでマッサージ嬢も呼べば来る、此方は30分で15ドルであった、少々割高ではあるが、しかし何でも遣ってくれるそうだ。
精算をする時、ソファに腰掛けていたら、前に2メートルは優に超える大男が座っていた、此方も目おそらすのもなんなので、ジーと眺めていたら、あんた日本人かと聞いてきた,そうだと言うと、奴はにやりと笑うのであった、此方もお前は此処の用心棒かと言うと、そうだと答えた、軍人か何かかと言うと、そうだと言う、非常に興味があったので、その後その男と話していたら、元スペッナーズで択捉島にいたという、択捉島は日本領だぞと言ってやったら、にやっと笑ったきり黙っていた、しかしロシア最強戦士のスペッナーズを、択捉島に配備していたとは、其処で始めて知った、近頃冷戦時のソビエトは脅威でもなんでもなかったと、言っている人がいるが、では何故ロシア側は択捉島にスペッナーズなどを配備していたのだろうか、日本の役人どもの話は全然あてにならない。

ハバロフスクのインツーリストホテルはアムール川の近くに建っていて、5分も歩けばアムール川である、夏や春のアムール川は良いが、冬のアムール川ほど危険なものは無い、外はー30度で、風がビュービューと吹いているので、体感温度はー40℃ほどになってしまう、-40℃にもなれば身の危険を感じるのである、さっきほどのスペッナーズより危険なのである、しかしそんな寒いなかでも、ロシア人達は街に出て何があるでなし、歩いているのであった。基本的にロシア人は寒いのが好きな民族なのである

帰りはダラビア航空でソウルまでなのだが、ロシアの航空会社は予約を入れていても直ぐ落とされたり、乗れなかったりするので、基本的に早めに行くというのが原則である、私も3時間前についてチェックインカウンターの所に行ったのだが、既に韓国人達が長蛇の列である、私の順番が来てチェックインを済ませて、待っていた所、一人の空港職員が私の所へ近ずいてきて、荷物の検査まで来てくれという、チェックインは終わっただろうと言い、中身を見せてくれと言う、仕方なくオフィスまで行き、XーREYを見せられた。
中に大量のカン詰めの写真である、私は分かっているのだが、明けると、其れを見た職員は、しかめっ面して、私の方へ視線を向けた、私はおもむろに、両手を広げて、「Why?」という仕草をしたが,そんなものは関係無いと相手も、此れは何だという、見ての通りキャビアだと言い、呆れた顔で、販売証明書を出せと事務的に話が変った。
ばあさんから買ったので、そんな物はない事は百も承知だが、見つけるふりをする、ひとしきり振りをして無いと言うと、何処で買ったかと言う、街で買ったと言うと、いくらで買ったかと言う、適当に一缶50ドルだの100ドルだったかなとか言っていたら、貴方の話は分からないので、税金を懸けると言う、いくらか聞くと、8000ドルと言う、ふざけるなと思ったが、決して400ドルで買ったとは言え無いので、何とかまけてくれと交渉を始めたが、融通が利かないのである、其処に女の上司が遣ってきて、いちだんと話がややこしくなった、払わなければ没収だと言う、女の上司がいないのを見計らい、又袖の下の交渉を始めた、何とか300ドル位にしてもらえないかとか、言っていたら、一寸待っていろと言ったので、此れは脈があるとお思い、待っていたら、女の上司を連れてきたのである、何だこいつはと思ったが、これ以上不正な事をすると,飛行機に乗れませんよと言い出した、仕方なく諦めて、全部没収される羽目になった。
しかしそれからと言うもの、此れを皮切りに、私とキャビアの日本への持ち込み計画の戦いの火蓋は切って落とされたのである、と言う大それた物ではないが、お土産程度で、持ち込むのも困難なのである、何度かはその後成功はしたが、しかし失敗もした


しかし後から色んな詮索でまさかあのばあさんと、空港職員がグルではなかったのかとか、自分が乗る飛行機などばあさんが知る由もないから、そんな事は無いだろうとか,いろんな事を考えていたらソウルに着いた、仕方ないなと諦めは付いているのであるが、今度は確実に持ち込む計画を頭の中で考えるのであった、しかし何処の国でも御禁制品は取締りが厳しい、当たり前の話なのだが、今はもっと厳しくなっている事だろう、と言うよりも現在ではキャビアをその様な値段では買えないから、持ち込む価値無しなのだが

近頃ははロシア製のマトリョウシカが日本で人気らしい、何で今更と思うのだが、あんなものがどうして人気が出るのかが分からない、恐らく仕掛け人がいるのであろうが、昔はモスクワのアルバート通りなど、マトリョウシカ売りで一杯だった、免税店などで買うと高いのだが、街中では2-3ドルで買えた、しかしながら何故あんなものが、今では世界中のみやげ物店で売っているものなのだが、さっぱり分からない

皆さん御禁制の品には気をつけるように















0 件のコメント: